仲里依紗主演で泣ける感動小説ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」

女優の仲里依紗主演の新ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」がNHKで10月から放送される。2014年の本屋大賞2位の木皿泉の感動小説「昨夜のカレー、明日のパン」をドラマ化したもの。2014年10月5日(日)スタートで放送は毎週日曜日夜10時から。全7回。

悲しいのに幸せな気持ちになれる感動ドラマ

BSプレミアムのプレミアムドラマ枠で10月から新ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」が放送される。
7年前に25歳で死んだ夫の残された嫁・テツコは夫の父、すなわち義父と一緒に暮らす。血の繋がりがない他人との生活という微妙な関係を中心に物語が進んでいく。テツコが大事な人を亡くした悲しみから開放され再生していく姿を日常の中で描いていく。
原作は2014年の第11回本屋大賞で2位になった木皿泉の同名小説「昨夜のカレー、明日のパン」。主演は女優の仲里依紗で、脚本は木皿泉自ら行う感動ドラマである。

“明日”を見出すテツコと義父の生活

仲里依紗演じるテツコは7年前に夫の一樹(星野源)をガンで亡くす。それ以来テツコは義父の連太郎()と二人暮らしをしている。嫁と義父という血の繋がりがない他人同士の微妙な関係である。
一樹を看病していた時、夜中に病院の近くにあるパン屋に義父と行った。その時、テツコと義父はパンの美味しそうな匂いに思わず笑みが漏れる。どんなに悲しくても幸せな気分になれる時がある、そんな体験をしたテツコと義父との間には親子でも家族でもない奇妙な絆があるのである。
そんな二人の前に問題を抱えた人々が現れ、テツコと義父の日常を乱して行くが、一樹が亡くなったに止まっていた二人の生活は次第に変化して”明日”を見出していく。

産後初めてのドラマ主演・

BSプレミアムの新ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」で主演を務めるのは、女優の仲里依紗。仲里依紗は2013年4月に俳優の中尾明慶と結婚し同年の10月に男児を出産したが、新ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」で産後初めてのドラマ主演となる。
食事のシーンを楽しみにしていると仲里依紗はコメントしている。ドラマの中の寺山家の食事を担当したのは人気料理家の高山なおみ。木皿泉の感動ドラマの食卓を飾った料理の献立は番組のホームページで公開するそうなので、こちらも楽しみである。

原作の木皿泉は二人!?

新ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」は脚本家である木皿泉の小説「昨夜のカレー、明日のパン」が原作。同作品は木皿泉にとって初めての小説であるが、第27回山本周五郎賞の候補作になり、2014年の第11回本屋大賞で2位に輝いた作品である。
それでは”木皿泉”とはどういう人物なのであろうか?実は”木皿泉”とは、二人の脚本家のペンネームである。和泉務(いずみつとむ:男性)と妻鹿年季子(めがときこ:女性)がペアで執筆を行っている。ちなみに二人は2007年に結婚している。
木皿泉はこの新ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」を昭和のホームドラマの雰囲気であるとコメントしている。

主題歌はプリプリの「M」

原作の小説を執筆した木皿泉もコメントしているように、この新ドラマの雰囲気は昭和のホームドラマである。そんなドラマをさらに盛り上げるのが主題歌で毎回ドラマのエンディングを飾るプリンセスプリンセスの「M」(PRINCESS PRINCESS M – YouTube)。「M」は1989年に発売されたプリンセスプリンセスの7枚目のシングル「Diamonds」のB面に収録された。プリプリのメンバーの1人がイニシャルが”M”のミュージシャンと別れた時の切ない思いを歌詞にしたという話である。プリンセスプリンセスの往年の名曲が感動ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」をさらに盛り上げる。
2014年秋10月期スタートの新ドラマ情報一覧

番組情報

プレミアムドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」/ BSプレミアム

  • 放送日時:2014年10月5日(日)スタート 毎週日曜22:00~
  • 原作脚本:木皿泉
  • 出演  :、溝端淳平、星野源、小倉一郎、筒井真理子、小野ゆり子、ミムラ、賀来賢人、福士誠治、吉田羊、片桐はいり、
  • 演出  :茂原雄二、阿部雅和、佐々木詳太
  • 制作統括:磯智明チーフプロデューサー()、中山ケイ子プロデューサー(FCC)

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↓コチラのページを参考・引用しました。
:http://www..or.jp/drama/yubecurry/
Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/