[2016年3月春ドラマ]黒木瞳が弁護士となり鈴木保奈美が演じる詐欺師とタッグを組む!『嫌な女』

公開日： 2016/02/20 2016年4月期 NHK, 塚本高史, 連続ドラマ, 鈴木保奈美, 黒木瞳

2016年3月からNHK BSプレミアムで、黒木瞳が主演する新ドラマ「嫌な女」がスタートする。タッグを組んだ弁護士と詐欺師、そしてその被害者達が織りなす人生模様を描く人間ドラマ。新ドラマ「嫌な女」は2016年3月6日(日)スタートで、放送は毎週日曜夜10時から。

正反対の二人の女性の強さと友情を描く人間ドラマ

2016年3月6日(日)からNHK BSプレミアムのプレミアムドラマ枠で、女優の黒木瞳が主演する新ドラマ「嫌な女」がスタートする。真面目で人助けに生きる弁護士と、自己中心的で人の好意を金に換える詐欺師。いわゆるコインの裏表のような正反対の二人の女性の強さと友情をコミカルに描き、詐欺にあった被害者達との織りなす人生模様が胸を打つ人間ドラマ。原作は作家・桂望実の「嫌な女」。

黒木瞳は37歳で銀行員から弁護士に転身

新ドラマ「嫌な女」で主役を務めるのは女優の黒木瞳。大手銀行でのキャリアを捨て、37歳で弁護士に転身した石田徹子(いしだてつこ)を演じる。詐欺師である同い年の親戚からの依頼を解決していくうちに、人生は捨てたものではないし、日々を懸命に生きる価値があると、お金や裁判での勝利よりも大切なものに気づき人間として成長していく。

★映画「箱入り息子の恋」で黒木瞳さん使用濱野皮革工芸製(濱野)フォーマルバッグ

映画版「嫌な女」では監督の黒木瞳

新ドラマ「嫌な女」で黒木瞳は主演を務めるが、今ドラマとは別に2016年に配給予定の映画「嫌な女」では初の監督を務める。自身が原作小説「嫌な女」の大ファンであったことから、自ら原作者と出版社に呼びかけて映画化が決定したものである。当初は黒木瞳が出演する予定であったが、監督の選考が難航。その結果、黒木瞳自らが監督を務めることとなった。この映画版「嫌な女」は、女優の吉田羊と木村佳乃の二人が主演を務める予定になっている。

男を虜にする女詐欺師を鈴木保奈美

新ドラマ「嫌な女」で主人公の徹子(黒木瞳)の親戚・小谷夏子(こたになつこ)を女優の鈴木保奈美が務める。徹子と同い年の夏子は、男を虜にして生きる天性の女詐欺師。上目遣いで思わせぶりな微笑みに恋に落ちてしまった男たちに、つかの間の幸福感を与えるが、詰めが甘くいつもトラブルとなり、弁護士である徹子に解決を依頼するのである。徹子と夏子は20年来の腐れ縁である。

女優業を再開させた鈴木保奈美

2000年に再婚相手・石橋貴明との子供を妊娠したことから芸能界を引退した鈴木保奈美であったが、2009年頃から徐々に芸能活動を再会している。2011年にはNHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で本格的に女優復帰し、「家族ゲーム」(フジテレビ、2013年4月~)や「SMORKING GUN~決定的証拠~」(フジテレビ、2014年4月~)、「わたしをみつけて」(NHK、2015年11月~)などの連続ドラマに出演している。

大人の恋も展開する出演者たち

新ドラマ「嫌な女」にはその他、徹子(黒木瞳)と同い年の先輩弁護士・坂口博之(さかぐちひろゆき)役に俳優の勝村政信、弁護士事務所のアシスタントから弁護士となり徹子と共に行動する磯崎賢(いそざきけん)役に俳優の塚本高史、弁護士事務所のボスである荻原道哉(おぎわらみちや)役を俳優の古谷一行がそれぞれ演じる。また、女優の松原智恵子が、かつて徹子を手放そうとしてそれが親子関係に影を落としているという徹子の母親・石田琴(いしだこと)を演じる。

原作者は”県庁の星”の桂望実

新ドラマ「嫌な女」の原作は、2010年12月に出版された作家・桂望実(かつらのぞみ)の小説「嫌な女」(光文社)である。桂望実の小説には、2006年に映画化された「県庁の星」(小学館、2005年)や、2012年にテレビドラマ化された「恋愛検定」(祥伝社、2011年)などがある。今ドラマの原作者である桂望実はこの小説で、騙す方と騙される方の二人の間には煌めくような時間が確かに存在し、そこにある人間の弱さやたくましさ、おかしみを描こうとトライしたという。
黒木瞳が主演で、面白くてやがて哀しき人々の織りなす人生模様が胸を打つ桂望実のベストセラーをドラマ化した新ドラマ「嫌な女」は、NHK BSプレミアムで2016年3月6日(日)にスタートする。

嫌な女 [ 桂望実 ]

[TVドラマ]2016年春4月期スタートの新ドラマ情報一覧