[2015年7月夏ドラマ]遠藤憲一のおバカ総理と、菅田将暉のおっさん大学生で政治エンタメ「民王」

2015年7月からテレビ朝日で、遠藤憲一と菅田将暉が主演する新ドラマ「民王(たみおう)」がスタートする。現職の内閣総理大臣の父と女子力男子な大学生の息子の心と体が入れ替わるファンタジックコメディーの痛快政治エンターテインメント・ドラマ。新ドラマ「民王」は2015年7月24日(金)スタートで、放送は毎週金曜夜11時15分から。

親子が入れ替わる痛快政治エンターテインメント

2015年7月24日(金)から、テレビ朝日の金曜ナイトドラマ枠で、俳優の遠藤憲一と菅田将暉の二人がW主演する新ドラマ「民王」がスタートする。お互いの「心」と「体」が突然入れ替わってしまった現職の内閣総理大臣である父と、最近流行りの「女子力男子」な大学生の息子。原因も解決策も分からず、止む無く息子は父の体で総理大臣として国会に出席する。すっとぼけた答弁を繰り返すが、大人の世界に染まってない純粋な思いが、国会や国民をも動かすことになる。一方、息子の体で大学生の生活を送ることになった現職総理大臣の父は、就職活動をする羽目になる。しかしそこは圧倒的な知識と弁論力で面接官を論破すものの、就職活動自体は一向に成功しない。
コワモテの現職総理大臣とおバカな息子の心と体が入れ替わる、スカッとストレスが吹き飛ぶ痛快政治エンターテインメント・ドラマがスタートする。ドラマの原作は池井戸潤の異色のファンタジックコメディー「民王」。

おバカな大学生の総理大臣を遠藤憲一

新ドラマ「民王」で主演の一人であるコワモテ俳優の遠藤憲一が演じるのは、息子の心が入り込んでしまった現職内閣総理大臣の武藤泰山(むとうたいざん)。父親も県会議員の二世議員で、長年の政治闘争の末にようやく総理大臣の椅子に座ることが出来た。肉食系で女好き、家出中の息子には愛想をつかしている父親であるが、ドラマの中で遠藤憲一は、オドオドしながらおバカな国会答弁を繰り返すという、中身は大学生の息子を演じる。
俳優の遠藤憲一は、そのいかつい風貌と鋭い目つきで「ストロベリーナイト」(2012年フジテレビ)や「ヤメゴク」(2015年TBS)などの連続ドラマに出演しているが、「ドクターX」(2013,14年テレビ朝日)ではコミカルな中に悲哀を感じる絶妙な演技が視聴者の共感を呼ぶベテラン演技派俳優である。

中身はおっさんの大学生を菅田将暉

一方、W主演のもう一人である俳優の菅田将暉が演じるのは、父・泰山()の心が入り込んでしまった大学生の息子・武藤翔(むとうしょう)である。翔は今どきの大学生では無く、美容や料理など女子が好みそうな事が好きな最近流行りの「女子力男子」なのである。母とお手伝いさんから可愛がられて育ち、家庭を顧みない父のことを最低の男と思っている。このドラマでは、仕草はおっさんくさいが見た目は今風なのにやたらと弁が立つ、中身は50代の総理大臣という若々しさゼロの大学生を演じる。
菅田将暉は、2009年に「仮面ライダーW」()で連ドラ初出演にして初主演を務め、2014年に公開された映画「そこのみにて光輝く」(東京テアルト)では数々の映画賞を受賞し、今や若手実力派の俳優として最注目されている。

鍵を握る魅力的な二人のヒロイン

新ドラマ「民王」では、二人の若い女優が魅力的なヒロインを演じる。
大学卒業後に職業紹介会社を立ち上げた若き女社長の南真衣を演じるのは女優の本仮屋ユイカ。定食屋「キッチン・やみくも」で翔()と仲良くなるも、女子力男子の翔には興味を示さなかった。しかし父・泰山と入れ替わり堂々と自信に満ち溢れた翔に、次第に心惹かれていく。
そして真衣()の後輩で謎の美人女子大生・野村エリカを、女優の知英(ジヨン)が演じる。翔の同級生であり、真衣のことを尊敬し慕っている。エリカの正体が物語の重要な鍵を握っており、彼女の正体が遠藤親子の入れ替わり事件に深く関わっている。知英は韓国の女性アイドルグループ・KARAの元メンバーで、テレビ朝日の連続ドラマ初出演となる。

魅力的な個性派キャストが盛り上げる

新ドラマ「民王」では、魅力的な共演者たちが入れ替わり親子を盛り上げる。入れ替わった総理の翔を支える為に奮闘する泰山の秘書役には高橋一生、泰山の30年来の盟友で翔を懸命にフォローする内閣官房長官に金田明夫、泰山ら政治家を酷評する政治評論家で翔の大学の教授に六角精児が決定している。また、泰山の政敵で憲民党党首には草刈正雄、泰山を総理にした民政党の副総裁に西田敏行など、大物の個性派俳優もファンタジックコメディー・ドラマを盛り上げる。

原作は池井戸潤の異色コメディー

新ドラマ「民王」の原作は、「半沢直樹」(2013年TBS)などを始め数々の作品が映像化されている小説家・池井戸潤の同名作品である。池井戸潤の作品は銀行や企業を舞台にした社会派で真面目なものが多いが、小説「民王」(2010年ポプラ社)は、異色のコメディー作品である。バカバカしいけど最後には爽やかな感動を届けてくれることをこのドラマに期待している、と池井戸潤は言う。
おバカな息子と入れ替わってしまった総理大臣が、国民と本音で向かい合い、次第に”真の国民の総理”=”民王”となっていく姿を、ファンタジックでドタバタでハートフルに描いた痛快政治エンターテインメント・ドラマがスタートする。
2015年夏7月期スタートの新ドラマ情報一覧

番組情報

金曜ナイトドラマ『民王』/

  • 放送日時:2015年7月24日(金)スタート 毎週金曜23:15~
  • 出演  :、知英、高橋一生、金田明夫、峯村リエ、山内圭哉、原金太郎、池谷のぶえ、六角精児、草刈正雄、西田敏行
  • 原作  :池井戸潤「民王」(文春文庫)
  • 脚本  :西荻弓絵(「ケイゾク」)
  • 監督  :木村ひさし(「ATARU」)、本橋圭太(「DOCTORS」)
  • チーフプロデューサー:大川武宏()
  • プロデューサー:飯田爽()、菊池誠(アズバーズ)、神山明子(アズバーズ)
  • 制作著作:
  • 制作協力:アズバーズ

↓コチラのページを参考・引用しました。
民王|テレビ朝日

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